2系統の設定があります。
※ アプリケーション側でこれらのパラメーターを使っている場合のみ有効です
ヘッドの動きの頭部への反映を微調整できます。
通常頭ボーンを指定します。 一人称時にヘッドセットに追随させるボーンです。
追随する位置をFirstPersonBoneの位置からオフセットします。 デフォルト値[0, 0.06, 0]は、Headから両目の間へのオフセットを想定しています。
VRアプリでの可視設定です。 VRアプリでは2種類のカメラが想定されます。
です。 このとき、一人称で普通に自身のモデルがすべて見えると不都合があります。
など。 これらの自体に対処するために、メッシュ毎に2種類のカメラに対する可視性を設定できます。
設定 | 一人称カメラ | 三人称カメラ | 備考 |
---|---|---|---|
Both | 〇 | 〇 | 体、手、足など頭部から遠い部位を指する |
FirstPersonOnly | 〇 | 使わない? | |
ThirdPersonOnly | 〇 | 外部カメラしか見えない。頭部、髪、帽子などを指定する | |
Auto | 後述 | 後述 | デフォルト |
FirstPerson は、最初に自動で Auto の設定になるようになっています。
Mesh が増減するなどでモデルの構成が変わった場合に、参照が Missing
になるなどエクスポートできない状態になる場合があります。
VRMFirstPerson をリセットすることで再設定することができます。
リセットする方法は、
VRM First Person(Script)
インスペクタの右上角の 歯車アイコン ⚙
で表示されるメニューから Reset
を選択してください。
設定をAutoにしておくと、ロード時にメッシュを自動で Both
と ThirdPersonOnly
に分離することを指示できます。
UniVRMでは VRMFirstPerson.Setup() を呼び出します。
Autoによる自動分割は、重めの処理になります。
分割基準は、
head
か head
の子孫の weight を持っているか否かです。
すべて同じ側の場合は分割せずに、Both
か ThirdPersonOnly
として扱います。
あらかじめ、頭と体にモデルを分割しておき
ThirdPersonOnly
を指定Both
を指定![]() |
---|
立体ちゃんは頭とそれ以外が分かれているので体をBoth、頭をThirdPersonOnlyに設定します。 |
![]() |
---|
動作例。ThirdPersonOnlyに設定したメッシュがFirstPersonで非表示になりました。 |