VRM-1.0
VRM 1.0 とは
2018 年に発表した 3D アバターファイルフォーマット「VRM」において、 利用が進むにつれて判明した課題やエラーを修正し、 今後必要になると考えられる機能を追加した規格となります。
従来の VRM は今後 VRM 0.x と分類され非推奨となり、今後は VRM 1.0 が正式な規格となる予定です。
VRM 1.0 は、2022 年 9 月にリリースされました。
VRM 0.x の構成が整理されて機能毎に分割されました。 コアとなる humanoid, meta, expression などを含む VRMC_vrm-1.0 、トゥーン表現マテリアルの VRMC_materials_mtoon-1.0, ゆれものの VRMC_springBone-1.0 です。
また、新規に VRMC_node_constraint-1.0 を追加しました。
2020年2月 VRMC_vrm_animation-1.0 が release されました。
VRMC_materials_hdr_emissiveMultiplier-1.0 は内容が KHR_materials_emissive_strength とほぼ同じであったため、 こちらを使うことにして利用されていません。
公開文書
VRM 1.0 仕様
文書 および JSON Schema を用いて定義された VRM 1.0 の仕様です。
https://github.com/vrm-c/vrm-specification/tree/master/specification
サンプルモデル
https://github.com/vrm-c/vrm-specification/tree/master/samples
VRM パブリック・ライセンス文書 1.0
アバターの人格に関する許諾を考慮した、VRM 独自のライセンスです。
実装
公式の実装として Unity での実装「UniVRM」が存在します。