VRMC_springBone_extended_collider
VRMC_springBone_extended_collider とは?
VRMC_springBone_extended_collider
は、 VRMC_springBone
拡張に対して、利用できるコライダー形状を追加する拡張です。
追加されるコライダー拡張
VRMC_springBone
で利用できる球コライダー・カプセルコライダーに加え、以下のコライダー形状が追加されます。
内部コライダー
球の内部コライダー・カプセルの内部コライダーを追加します。 通常の球コライダー・カプセルコライダーが揺れものを外側に押し出すのに対し、内部コライダーは揺れものを内側に押し込むように動作します。
平面 コライダー
平面コライダーを追加します。 平面コライダーは無限平面として定義され、揺れものの可動範囲が平面の片側に制限されるように動作します。
フォールバック
VRMC_springBone_extended_collider
は、 VRMC_springBone
に対する前方互換性を持つ拡張です。
そのため、 VRMC_springBone_extended_collider
拡張を利用して作成されたモデルは、既存の VRMC_springBone
仕様しか対応しないアプリケーションでも利用することができます。
UniVRMで出力したモデルをはじめとして多くの場合、 VRMC_springBone_extended_collider
で定義されたコライダーを持つモデルには、従来の VRMC_springBone
仕様で定義されたフォールバックのコライダーが設定されています。そのため、従来のアプリケーションでも利用することができます。ただし、フォールバックのコライダーは VRMC_springBone_extended_collider
で定義された内部コライダー・平面コライダーの挙動を完全に再現できないことに注意してください。
対応している実装
VRMC_springBone_extended_collider
は、策定されたばかりの拡張のため、多くの実装・アプリケーションがまだ対応していません。
以下の実装で VRMC_springBone_extended_collider
がサポートされています。