LookAt の設定
VrmObject の LookAt GUI で設定します。
VRM 3種類の LookAt をサポートしています。 モデルに応じて、以下の3種類の何れかの設定をしてください。
Boneタイプ
Alicia
を例に説明します。
デフォルトでボーンタイプに設定されるので特に変更する必要ありません。
以下の項目が関連します。
humanoid に eye ボーンが存在する。
VrmObject
の LookAt
設定で LookAtType
に Bone
を指定。
動作確認 の項に進んでください。
Expressionタイプ(Morph Target タイプ)
new_seedsan
を例に説明します。
preset | expression |
---|---|
LookLeft | |
LookRight | |
LookUp | |
LookDown |
VrmObject
の LookAt
設定で LookAtType
に Expression
を指定。
Y Range
に 1 を設定
動作確認 の項に進んでください。
Expressionタイプ(Texture Transform タイプ)
unity chan
を例に説明します。
© Unity Technologies Japan/UCL
preset | expression |
---|---|
LookLeft | |
LookRight | |
LookUp | |
LookDown |
VrmObject
の LookAt
設定で LookAtType
に Expression
を指定。
Y Range
に 1 を設定
動作確認
- シーンに Cube を作成(scale [0.1, 0.1, 0.1])
- VrmController の Gaze にセット
- VrmController の LookAtTargetType に
Calc Yaw Pitch To Gaze
を設定(デフォルト)
- Play
- Cube を動かして目が動くことを確認
LookAt 基準位置を調整
HeadBone位置
+ Offset From Head
が LookAt の基準位置になります。
両目の間辺りを目安に設定してください。
この設定は、 VR 時の HMD 座標と兼用です。
TODO: UI
可動範囲を調整
VrmObject の LookAt 画面下部の HorizontalOuter
, HorizontalInner
, VerticalDown
, VerticalUp
のスライダーを調整してください。
Curve X Range
- 大きくするゆっくり動く
- 小さくすると速く動く
LookAt は 以下の2直線の角度を計算します。
- LookAt 基準位置から Head ボーンの正面方向(local Z+)
- LookAt 基準位置から 注視点方向(VrmControllerのGaze)
角度を Yaw(水平) と Pitch(垂直) に分解します。
Yaw は +-180度
、Pitch は +-90度
になります。
Yaw, Pitch の上限角度を設定できます。
Curve X Range
がその設定で初期設定は 90度
です。
Curve Y Range(LookAt Type: Bone)
- ボーンの回転角度の制限
上限を制限された角度をそのまま、 EyeBone に代入すると回転しすぎになる場合が多いです。
これを適当な角度に減らす設定が Curve Y Range
です。
初期設定は 10度
です。上限角度のときに 10度
回転します。
初期設定では、注視点が 90度
のときに EyeBone が 10度
回転します。
0-90度
では比例して回転し、90度
を超えないようになっています。
Curve Y Range(LookAt Type: Expression)
Expression は角度ではなく 0-1
の Weight になります。
1
を設定してください。
1
で多すぎる場合はいかのいずれかの方法で調整してください。
1
以下に減らすExpression
の設定を調整(お勧め)