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Emission と グロー(発光)

v0.99 から KHR_materials_emissive_strength の読み書きをサポートしています。

VRMC_materials_hdr_emissiveMultiplier は、非推奨になりました

同じ機能である VRMC_materials_hdr_emissiveMultiplier は、非推奨になりました。 以降も読み込み能力は保持しますが、書き出し時は KHR_materials_emissive_strength を使い VRMC_materials_hdr_emissiveMultiplier は使われません。

対象のシェーダー

  • Standard
  • VRM10/MToon10

Unity の PostEffect の グロー

Emission の値が 1 を越える場合に発光させるポストエフェクトです。

figure
figure

1を超えて3や4にすることで強くなりますが、 glTF の Emission 最大値は 1 となっています。

割り算で1におさめる

エクスポート時に下記の処理をして Emission の 最大値を 1 に修正します。

Vector3 emission;
var max_value = get_max(emission); // r, g, b で最大の値を得る
if(max_value>1)
{
emission = emission / max_value;
}
vrm-0.x は保存できる

vrm-0.x は [0-1] 制限が無いので保存できます。

KHR_materials_emissive_strength に対応

v0.99 から KHR_materials_emissive_strength の読み書きに対応しています。

https://github.com/KhronosGroup/glTF/tree/main/extensions/2.0/Khronos/KHR_materials_emissive_strength

UniVRM-0.99 以降、 VRM1/GLB/GLTF で MToon/PBR で有効です。

VRMC_materials_hdr_emissiveMultiplier (deprecated)

https://github.com/vrm-c/vrm-specification/tree/master/specification/VRMC_materials_hdr_emissiveMultiplier-1.0

KHR_materials_emissive_strength と機能が重複したので不要になりました。

emission に1を越える値を格納するために、VRMC_materials_hdr_emissiveMultiplier を作りました。 EmissiveFactor に対して乗算する float 値 を定義します。

EmissiveFactor = EmissiveFactor * multiplier(1より大きい値) となります。

UniVRM-0.79 以降、 VRM1/GLB/GLTF で MToon/PBR で有効です。

サンプルシーン

PostEffectを設定済みのサンプルシーンがありますので お試しください。

UniVRM10-XXX.unitypackage

  • Assets\UniGLTF.Samples\LookDev\ballroom_1k.unity

  • Assets\UniGLTF.Samples\LookDev\lilienstein_1k.unity

  • Assets\UniGLTF.Samples\LookDev\moonless_golf_1k.unity

  • Assets\UniGLTF.Samples\LookDev\spruit_sunrise_1k.unity

  • https://github.com/vrm-c/UniVRM/pull/1123

Unity アプリでロードする方法

  • UniVRM-0.99 以降でロードしてください
  • シーンに PostEffect を設定してください
    • Assets/UniGLTF.Samples/LookDev/RenderingServicePostProcessingProfile.asset サンプルの profile があります